カーリング競技を見ていると、投げられたストーンの進行方向ギリギリをスイープしたり、作戦を話している時にブラシで置かれたストーンを指し示している事があります。この時ブラシがストーンに触れてしまうのではと思います。
ブラシや体がストーンに触れてしまったら、どうなるのでしょう?調査しました。
目次
投げた走っているストーンに触れた場合
走っている石に接触してしまったら
「タッチストーン」の反則となり、投げられたストーンは無効となり、直ちに取り除かれます。
例えば、味方が投げたストーンの距離を伸ばしたい場合、スイーパーは懸命にブラシで氷をこすります。この時に誤ってブラシや体が動いているストーンに触れてしまった時は、「タッチストーン」の反則となり、動いているストーンは無効となります。
カーリングは審判は介入せず、選手同士がジャッジをして競技を進めます。ですので、「タッチストーン」の発覚は、触ってしまった選手自身の申告か、気づかなくて相手チームが指摘した場合はそれを認める形になります。
審判は何をするの?
審判が介入するケースは、メジャーで距離を測る時ぐらいです。(ナンバーワンストーンが見た目で判断できない場合)
止まっているストーンに触れた場合
止まっている石に接触してしまったら
基本的に、選手同士の話し合いで決める。
カーリングは、審判は介入せず、相手チームを尊重するフェアプレーの精神で競技するゲーム。違反と見られる行為が発覚した場合、選手同士で話をし解決するのが基本です。
ケース1
走っているストーンが当たると思われるストーンに触れた場合
- 走っているストーンが止まるのを待つ
- 走っていたストーンを取り除く
- 触れた事によって動いてしまったストーンは元の位置に戻す
もしくは、
- 走っているストーンが止まるのを待つ
- 走っていたストーンはそのまま有効とする
- 触れた事によって動いてしまったストーンもそのまま有効とする
要するに、結果をみて相手チームがOKとする方を取ると言うことです。
ストーンに接触した事によって、相手チームが不利な状況になってはいけないのです。
ケース2
進行しているゲームに影響がないストーンに触れた場合
- 触れた事によって動いてしまったストーンは、元の位置に戻す
- 戻した位置は、相手チームがOKとすればそれでよし
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まとめ
カーリングでストーンに、ブラシや体が触れてしまった場合、
- 動いているストーンに触れてしまった場合:「タッチストーン」でストーンが無効になる
- 止まっているストーンに触れてしまった場合:選手同士の話し合いでどうするか決める
となります。
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