2022北京オリンピックのビッグエア会場で見える煙突は何?原発?

2022北京オリンピックのビッグエア会場で見える煙突は何?原発?

北京オリンピックのビッグエア(フリースタイルスキーとスノーボード)会場で見えている、煙突のようなものが気になる人が多いようです。「工場の煙突?」「原発みたい」などの声も。この煙突のようなものが何なのか調査しました

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北京2022ビッグエア会場で見える煙突は何?

2022年北京オリンピックで開催されている、ビッグエア(フリースタイルスキーとスノーボード)競技の後ろに見える、巨大な煙突のようなものは、製鉄所の工業用冷却塔です。

ビッグエア競技が行われている会場「ビッグエア首鋼」は、かつての製鉄所の跡地に建設されました。その製鉄所の中の工業用冷却塔4基が、選手が滑ってくる背景にインパクトある姿で映し出されているのです。

過去の廃墟のような、近未来都市のような、不思議な空間にトリップする感じです。

ビッグエア会場の前身製鉄所について

中国の鉄鋼メーカー首鋼集団の製鉄所でした。

この製鉄所は、大気汚染の根源とされ、2008年夏季北京オリンピックを前に他の場所に移転しました。

貯水池や冷却塔などはそのまま残された形となり、工場の雰囲気をたっぷり残した製鉄所跡地となりました。

ビッグエア競技をテレビ観戦している人の声

選手たちが滑降し来るたびに映し出される、強大な煙突はインパクト大で、気になっている人も多いです。中には「原発の煙突みたい」と言っている人もいます。(確かに。)

北京2022フリースタイルスキー・ビッグエアで金メダルを獲得した、中国代表の谷愛凌(こくあいりょう)米国名アイリーン・グー選手は、「周りにはどこにも雪がないのに、自然に組み込まれている。素晴らしい」と絶賛したそうですよ!

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